登録販売者

【登録販売者】資格があっても正社員になるのは難しいって本当なの?

ドラッグストアや薬局で働きたい方は、まず登録販売者の資格を取得することを考えるはずです。

雇用形態に関わらず、採用に優遇されるのは

  • 登録販売者の資格を持っている
  • 登録販売者の資格を取得する意思がある

どちらかがあるだけで、ドラッグストアや薬局の採用率が上がります。

薬を販売できる資格なので当たり前ですよね。

ひよこ先生
ひよこ先生

「登録販売者の資格を取得しても、正社員になるのは難しい」

こんな噂もあるようじゃ

ドラッグストアを2社経験したので、僕には分かります。

正直に言います

登録販売者が正社員に昇格することは、難しいです

悲しい気持ちになってしまった方も多いかも知れませんが、これが現実です。

今回は、登録販売者の就職や昇格について紹介していきます。

正社員になるのが難しいだけで、正社員になる方法はありますので最後でじっくり読んでみてください。

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なぜ登録販売者は正社員になるのが難しいのか?

ドラッグストアや薬局で、登録販売者の資格がない状態で、正社員採用をしている企業は少ないです。

その理由は

即戦力を求めている(1年~2年後には店長)

これに尽きると思います。

無資格・未経験の人材を一から育てるには、時間が掛かりますし、生産性が低い人材はできるだけ雇いたくないと考えるからです。

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ドラッグストアは人件費の管理が徹底されています。

厳しく聞こえるかも知れませんが、売上・利益に直結しない人員を雇ってもマイナスなんです。

しかし、レジや品出しの業務もやらなくてはならないため、ある程度の従業員は必要です。

ドラッグストアや薬局で働きたい方は、募集の多い時期を狙って応募しましょう。

まずは、採用されることが社員へのステップになりますので、頑張りましょう。

 

募集はアルバイト枠を狙う

ドラッグストアの求人募集の多い時期は、2月~3月です。

この時期は、学生アルバイトが進学や就職で辞めてしまうので、募集をかけることが多いのでチャンスなんです。

学生アルバイト=土日祝出勤OK・夕方から夜の出勤OK

この条件の枠が開いているので、そこはしっかりおさえましょう。

朝~夕方の時間帯は、古いパートさん勢がいるので、その時間帯の採用は難しいですね。

社員を目指すのであれば、土日祝・夜の出勤はできないとダメですよ。

 

アルバイト枠が完璧に出勤できるのであれば、あとはアピールしだいです。

登録販売者の資格を取得したいです!頑張ります!

これでOKです。

企業によっては、登録販売者の受験サポートが充実しているところもあります。

  • 独自の研修や勉強会を開催
  • テキスト購入費の援助
  • 受験費用の支給

これらは例ですが、こんな感じのサポートがある企業が多いです。

積極的な姿勢で応募すればきっと、ドラッグストアや薬局で採用されるはずです。

採用されればあとは、勤務と同時に勉強を進めるだけ!

まずは登録販売者試験の合格を目指して、頑張りましょう!

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登録販売者の社員への昇格

パート・アルバイトで登録販売者の資格を取得した!社員になりたい!

このように考えている方も多いですよね。

しかし、この昇格は驚くほどハードルが高いです。

僕が経験した2社の例
  • 店長推薦
  • 店長の上司(エリアマネージャーなど)の推薦
  • 本社で試験(筆記・接客・業務オペレーション)
  • 1対3で面接(本人対、人事部長・営業部長・エリアマネージャー)

このような内容と、身だしなみなどもチェックされます。

この昇格試験で、高得点を獲得しないと正社員にはなれません。

だから「登録販売者は正社員になるのが難しい」と言われているんです。

めちゃくちゃ頑張れば正社員になれます。

相当な気合がないと難しいので、半端な気持ちの方はやめた方が良いかも知れませんね。

 

まれなパターンで正社員に

正社員が突然の退職で、正社員不足に…

こんな時は、試験なしで正社員への昇格ができる場合があります。

声が掛かるには実績が必要
  • 勤務年数が長い
  • 社員並みに業務をこなしている
  • 自ら進んで売上を作っている
  • 上司に信頼されている

この条件が揃っている人材であれば、突発的なチャンスが訪れる可能性が高いです。

日々の業務をしっかりこなして、上司から声が掛かるくらいのレベルになりましょう。




登録販売者社員の転職

正社員(登録販売者)として、数年ドラッグストアや薬局で勤務していた方が、他のドラッグストアへ転職することはかなり多いです。

しかもこの場合の求人はかなり多くなっています。

先ほどもお伝えしましたが、ドラッグストアは即戦力を求めています。

なので、登録販売者の正社員経験者は優遇されているんですね。

しかも店長経験があれば、さらに優遇されます。

ドラッグストアの店長業務は管理業務が多いので、その経験は評価されます。

売上管理・金銭管理・売場管理・在庫管理・人員管理など

このような管理業務を全て一人でやる店長は、育てるまで時間が掛かるので、経験者は欲しがられます。

店長経験が2年~3年あれば最高ですね。

  • 転職エージェント
  • 登録販売者の転職サイト
  • 企業のHP

さまざまなところで、登録販売者の求人情報があるので、経験者の転職が多い理由も分かりますよね。

全国の「登録販売者」パート・アルバイト情報を見る

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まとめ

登録販売者が正社員になるのが難しいということは、分かって頂けたと思います。

僕の経験上、ほぼ無いのであまり期待はできませんが

無資格でも正社員を募集している

こんな企業があったら、応募してみても良いかも知れません。

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学生の方で将来、登録販売者としてドラッグストアや薬局の正社員になりたい方には、近道があります。

  1. アルバイト先として、就職したいドラッグストアや薬局を選ぶ
  2. アルバイトをしながら登録販売者の資格を取得する
  3. 新卒求人枠で応募する

これこそが学生が使える、ドラッグストア正社員への近道ですね。

登録販売者の資格をとっても、正社員になるのが難しいから諦める…

こんなことは考えないでください。

あなたがなりたい!と思った登録販売者は、薬のことで困った人を助けることのできる素敵な資格です。

登録販売者になって、社会貢献ができるように頑張りましょう。