1980年代~90年代後半にかけて多かったのが「専業主婦」。
当時、結婚後は男性が働きに出て、女性は自宅で家事を行うというのが一般的でした。
しかし現代は共働き世帯が多く、専業主婦より「兼業主婦」の方が多くなっています。
共働き世帯と、夫婦一方に収入がある世帯では、平均年収の差が約130万円以上となります。
総務省統計局「家計調査」(家計収支編)
共働き世帯は世帯収入が増えるので、経済的な余裕が生まれます。
- 住宅ローンや、マイカーローンの返済が早くなる
- 子育ての資金が増える
- 仕事と子育て、家事の忙しさからストレスが多くなる
- 家事の分担が上手くいかず、夫婦の仲が悪くなる
共働きは世帯主に比べ、兼業主婦として働いている奥様の負担が大きくなります。
朝ご飯・洗濯・子供の準備・仕事・買い物・晩ご飯・風呂準備・片付け
少し考えただけで、これだけの作業があります。
今回は、こんな感じになってしまっている「兼業主婦」の方へ、幸せになれる3つの選択肢を提案します。
自分の時間を確保したい!
家族でゆっくりできる時間を作りたい!
そんなことを感じている方は、最後まで読んでみてくださいね。
兼業主婦がしんどい理由
兼業主婦は何でこんなにしんどいのか?シンプルに考えてみました。
専業主婦の仕事+収入のために働いている
この状態になってしまっているので、兼業主婦の方への負担が大きくなっていると言えるでしょう。
奥様の負担を軽減するには、夫婦で家事を分担しなくてはなりません。
この話し合いは、面倒臭がらずにしっかり行うことが大切です。
休日の一日を「話し合いの日」として時間をきっちり取りましょう。
もちろん、生活のリズムは突発的に変わることもあるので、万が一のときのルールも真剣に話し合っておきましょうね。
家事分担がどうしても無理な場合は、家事代行という選択も考えてみても良いかもしれません。
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兼業主婦がしんどいということを知ってもらう
話し合いというと、旦那さんは嫌がると思います。
自分の時間を奪われる可能性が高いから
しかしこれは、兼業主婦として働いている奥様が「しんどい」と感じていることが伝わっていないからです。
勇気を振り絞って、しんどいと思っている内容を全て話してみましょう。
- 男性はかなり鈍感なので、言われて初めて気づくなんてこともあります。
- 紙に書きだすなどして、分かりやすく説明することが大切です。
- 本気で伝えれば、必ず伝わるはずです。
伝わればきっと、家事の分担にも前向きになってくれるでしょう。
まずは、「兼業主婦がしんどい」ということを知ってもらうことから始めてみてくださいね。
しんどい兼業主婦から脱出するには?
兼業主婦と言っても、フルタイムの方と4~5時間程度のパートの方では、抜け出し方も変わってきます。
抜け出すといっても、「専業主婦になる」ということではありません。
「ストレスのない兼業主婦」になる方法を考えてみました。
それぞれのパターンの、具体的な内容を見ていきましょう。
フルタイム兼業主婦の場合
フルタイム(1日8時間労働)で働く兼業主婦のスケジュール例
- 5:30 起床→メイク
- 6:00 朝食の準備と洗濯機を回す
- 7:00 旦那さんと子供を起こしながら洗濯物を干す
- 7:30 朝食→片付け
- 8:00 子供を保育園に送る
- 9:00 出社
- 18:00 退社→子供の迎え→買い物
- 19:00 帰宅→夕食準備
- 19:30 子供と夕食
- 20:00 旦那帰宅→夕食
- 20:10 子供とお風呂・歯磨き
- 21:00 子供を寝かしつける
- 21:30 旦那がお風呂の間に、洗い物
- 22:00 翌日の準備
- 22:30 自由時間
- 23:00 就寝
こんな感じで、フルタイムの兼業主婦の方は、朝から晩まで大忙しですよね。
少しでもしんどい状況を軽くするには、
提案①旦那さんに30分~1時間早起きをしてもらい、洗濯を任せる
提案②毎日の買い物は無くし、週末に一週間分の買い物をする
これでかなり時間も短縮できますので、フルタイムの兼業主婦の方の負担も軽減できますよね。
パート兼業主婦の場合
パート(1日5時間労働)で働く兼業主婦のスケジュール例
- 5:30 起床→メイク
- 6:00 朝食の準備と洗濯機を回す
- 7:00 旦那さんと子供を起こしながら洗濯物を干す
- 7:30 朝食→片付け
- 8:00 子供を保育園に送る
- 9:00 出社
- 14:00 退社→買い物
- 15:00 帰宅→自由時間
- 17:00 子供を迎えに行く
- 17:30 帰宅→夕食準備
- 18:30 子供とお風呂
- 19:00 子供と夕食
- 20:00 旦那帰宅→夕食
- 20:30 子供の歯磨き
- 21:00 子供を寝かしつける
- 21:30 旦那がお風呂の間に、洗い物
- 22:00 翌日の準備
- 22:30 自由時間
- 23:00 就寝
フルタイムの兼業主婦と比べ、全体的に時間に余裕はありますよね。
旦那さんに洗濯を任せるなどすれば、もっと時間を確保できます。
しかし、フルタイムの兼業主婦と違い、働きに出ている時間も収入も違うので、協力してもらうことに気が引けるかも知れません。
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まとめ
兼業主婦は本当にしんどいですよね。
その状態のまま無理をしてしまうと、心も体も疲れてしまいます。
明るく楽しい生活のために共働きを始め「兼業主婦」になったのに、これは悲しいですよね。
旦那さんも仕事で疲れていますが、お互い様です。
共働きをしている以上は、しっかり協力してもらうことが大切です。
しっかりと話し合いの時間を作って、ルールを決めましょう。
フルタイムの兼業主婦の方で、時間を作るために「パートに転向しよう」と考えている方もいるはずです。
こうなると世帯収入が、ガクッと落ちてしまいますよね。
家族が増えてお金が掛かるのに、収入が減るなんてことはできるだけ避けたいと思います。
焦って退職をするのではなく、まずはキャリアアドバイザーに相談してみるという選択もあります。
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無料で登録!フルタイムで働いていた方には、何かしらのスキルがあるはずです。
ゆっくり、じっくり考えてから行動するようにしましょう。
この記事が「しんどい兼業主婦から、充実した楽しい兼業主婦」になれるよう、少しでも参考になればと思っています。
幸せに過ごせるように、夫婦で協力していってくださいね!