一般用医薬品(第2類・第3類)を販売することができる資格「登録販売者」
そんな意気込みでドラッグストアに入ってみたけど・・・何となく違和感を覚えている方がいませんか?
たぶんこんな感じですよね。
昔ながらの薬局のイメージは、ハタキを持って薬の前に立ち、来たお客様に案内をする。
このイメージの薬局は、商店街にある薬局くらいで、ドラッグストアは全く違います。
今回は
- 登録販売者の仕事はレジなどの作業ばかりなのか?
- どうやって登録販売者として活躍するのか?
ドラッグストアの仕事内容について、考えてみました。
これから登録販売者を取得する方も、すでに取得している方もぜひ最後まで読んでみてくださいね。
登録販売者の仕事はレジばかりなのか?
本来のドラッグストアは、薬や化粧品の販売がメインで、お客様に適切な商品を案内することですが、実際は違います。
登録販売者の資格を持っていても、レジなどの作業ばかりになっている店舗が多いです。
ドラッグストアは人件費が非常に厳しく管理されている
実際にドラッグストアへ買い物に行ってみると、従業員が少ないと感じたことはありませんか?
多くても4~5人。少ない時は2人で店を回しています。
なので、登録販売者の資格を持っていても、レジなどの作業ばかりになってしまうんですね。
登録販売者はレジだけでなく作業も多い
ドラッグストアは、レジ業務以外の作業も非常に多くなっています。
最近のドラッグストアは、駅前店舗の場合を除き、ほとんどの店舗で食品の販売も行っています。
仕事内容のイメージは「食品スーパー」と同じと考えるのが良いでしょう。
食品スーパーとやっていることは、ほぼ同じです。(生鮮や青果は除く)
それでは、ドラッグストアの作業を見てみましょう。
ドラッグストアの作業一覧
事務作業や、金銭の管理などもありますが、大体こんなところです。
この作業を少ない人数でやるので、登録販売者として薬を案内する時間は、正直少ないです。
登録販売者として活躍するには
ドラッグストアは、作業が多いと言っても、「接客して販売」これが一番重要な業務になります。
薬の接客販売は、登録販売者の資格が必要です。
登録販売者として販売、案内で活躍するための方法はもちろんあります。
まず必要なのは、積極的に接客に行く姿勢を見せる
店長は売上も欲しいので、積極的に接客をする従業員を大切にする傾向があります。
そりゃそうじゃ!
売上が上がれば、店長の評価も上がるからな!
簡単にいうと、店長に気に入られましょう!ってことです。
売るべき商品で実績を作る
ドラッグストアには、利益の高い商品や、数値ノルマがある商品があります。
これらの商品をしっかりと把握し、販売実績を上げることが大切です。
実績を上げれば、ピーク時間はレジなどの業務ではなく、販売に専念させてもらえる確率が上がります。
最初は売場に立たせてもらえないので、レジの時もPB商品・キャンペーン商品を案内するなどして、コツコツ実績を作っていきましょう。
顧客を作る
常連のお客様を中心に、積極的に挨拶やサンプルの配布を徹底して、自分の顧客を作ることも重要です。
顧客=信頼関係ができている
そうなれば、指名で来てくれるようになり、こちらがオススメする商品を購入してもらえる可能性が上がります。
店長は自分で販売しなくても、自動で売上が上がるので、顧客ができたあなたは重宝されるでしょう。
そして、その功績は出世にも役立つときがきます。
登録販売者は、資格を持っていない従業員より「時給が高い・手当が付く」ので、売上を上げなければなりません。
生産性が低い人材は、契約を更新してもらえないこともあるので、しっかりと販売していきましょう。
まとめ
登録販売者は積極的に販売に絡んでいかないと、レジなどの業務ばかりになってしまいます。
せっかく勉強して取得した「登録販売者」の資格をバッチリ活かしましょう!
これができれば、完璧な登録販売者です。
しかし、顧客を作ることは本当に難しいです。
親切丁寧な接客をすることは大前提ですが、商品を売る前に
自分を売りましょう
そうすればきっと、顧客も増え、最高の登録販売者になれるはずです。